自律神経失調症・うつの具体的な症状と対策 熱感・微熱とは

自律神経失調症になると熱感や微熱といった症状が出ることがあります。
これは三つの理由から起こります。

ではそれぞれをご説明しましょう。

交感神経の過剰緊張

ストレスが多くなることで自律神経の働きが狂い交感神経が過剰に働くことでも熱感や微熱が起こります。

交感神経が過剰に働くと、白血球の顆粒球が増えます。
顆粒球は細菌やウイルスなどを攻撃するのですが、その時に同時に炎症という現象が起き熱を産みます。
炎症は体の一部で起これば、その部位だけが熱を持ったりします。

例えば、ぶつけたりしたときに腫れるのは、炎症により発熱が起きたり血液が集まることで起こります。
自律神経は全身くまなくコントロールしていますので、自律神経失調症の場合、この炎症反応が全身に出てしまうのです。
そのために起こるのが微熱や熱感なのです。

ただ、炎症を起こして熱を出すことで血液の流れをよくし、治しやすくしたり細菌やウイルスを攻撃しやすくしたりしているので、熱感や微熱があるからといって、解熱剤などで簡単に熱を下げればいいわけではありません。

ストレスが多くなることで自律神経の働きが狂い交感神経が過剰に働くことでも熱感や微熱が起こります。

交感神経が過剰に働くと、白血球の顆粒球が増えます。
顆粒球は細菌やウイルスなどを攻撃するのですが、その時に同時に炎症という現象が起き熱を産みます。
炎症は体の一部で起これば、その部位だけが熱を持ったりします。

例えば、ぶつけたりしたときに腫れるのは、炎症により発熱が起きたり血液が集まることで起こります。
自律神経は全身くまなくコントロールしていますので、自律神経失調症の場合、この炎症反応が全身に出てしまうのです。
そのために起こるのが微熱や熱感なのです。

ただ、炎症を起こして熱を出すことで血液の流れをよくし、治しやすくしたり細菌やウイルスを攻撃しやすくしたりしているので、熱感や微熱があるからといって、解熱剤などで簡単に熱を下げればいいわけではありません。

上気

上気とは「気」が頭や顔など体の上の部分に行ってしまうことをいいます。
特に熱感が頭や顔に中心にあり、ほてるような方は上気である可能性が高いです。
気はエネルギーと思っていただければ分かりやすいですが、エネルギーが頭や顔に行くので頭や顔が熱感を帯びやすいのです。

また、ストレスとはいわゆる「刺激」です。
この刺激を感じるのは五感であり、五感のうち視覚・聴覚・嗅覚・味覚の4つの感覚は顔に集中しており刺激を感じやすいです。
触覚も顔は他のところよりも敏感であるため刺激を感じやすいです。
そのため、顔には気が集まり、熱感を帯びやすいのです。

また、何かを悩んでいたり考え事したりする時間が長いとたくさん頭を使います。
すると、頭にもエネルギーが集まりやすくなります。
このエネルギーが熱を出して微熱や熱感が起きるのです。

怒りの感情の抑え込み

人は日常生活で怒りが湧いてくることがあります。
その時に怒りが出せればいいのですが、社会生活を送っていればほとんど怒りを十分に出すことはできずに抑え込みます。
そのため、体の中には怒りのエネルギーが溜まっていきます。

怒りの感情エネルギーには色々とありますが、その中に「熱を産む」というエネルギーがあります。
怒りを感じているということは、自分や自分の大切なものや人が傷付くかもしれない、もしくは傷付いたという出来事が起こっているということです。

身体的に傷付く場合もあれば心理的に傷付く場合もあるでしょう。
そのため、傷つくことから守るために、体の中では無意識に相手を攻撃したいという欲求が生まれます。
この時、体温が少し高い方が体は動きやすくなるのです。
寒いと体は動きませんよね。
相手の攻撃から守るために体をたくさん動かす必要があると感じるので、熱を産み体温を少し高くしようとするのです。

しかし、怒りの感情をたくさん抑え込むと、この産んだ熱が体の中に溜まっていきます。すると熱感や微熱が続くことがあります。

熱感・微熱の対策

熱感や微熱の対策として一番大切なのは休むことです。
多くの場合、ストレスで体が疲弊しておりますのでゆっくりと休みましょう。
暑い時は冷やしたりしてもかまいません。気持ちいいと思える状況でお休み下さい。
本来、熱感や微熱の対策として解熱剤は良くありませんが、解熱剤を飲んだ方がゆっくりと休めるならば最初のうちは飲んでもかまいません。
休むだけで熱感や微熱が改善しない場合は次の段階に行きます。

次の段階では、怒りの感情の抑え込みや交感神経の過剰に働くことで起きている熱を外に出します。
熱を外に出すためには筋肉運動が必要になります。
頭や体にエネルギーが来ないよう、体の筋肉にエネルギーが行くようにするのです。

また怒りの感情の解放には声なども出すといいでしょう。
そのため、運動をしたりカラオケなどをしたりして熱を外に出します。
サウナのように体を動かさないものよりも、体を動かす方が早く改善します。
そしてこの後が重要なのですが、出来るだけすぐに体を冷やします。
少し冷たいシャワーを浴び、顔・頭・首などをいつも暑さを感じるところを冷やしながらゆっくり休みましょう。

これを続けることで熱感や微熱は改善するでしょう。
それでも改善しない場合は、熱感・微熱に詳しい整体院「健療院グループ」までご相談ください。


うつナビゲーター 鈴木直人

うつナビゲーター 鈴木直人